AGA服薬1502日・卒薬16日目 「もし無人島に一人きりだとしたら、それでもウィッグを被る?」

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嫌われる勇気は、お持ちでしょうか?

ベストセラーの『嫌われる勇気』。
2013年の出版なのに、今でも週間ベストセラー・ランキングに入っているんですよね。私は『嫌われる勇気』と続刊『幸せになる勇気』を、オーディオブックで読みました…じゃなくて聴きました。


アドラー心理学の入門書という位置づけの本。読んだ方はご存知のように、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」というのがアドラー心理学の概念なのです。


今日は、こんな記事を読んでみましたよ。

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そのウィッグ、本当に必要ですか?
Beyond Health|ビヨンドヘルス
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00016/022700008/?P=1
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サブタイトルには、「がん患者にとって必要な外見のケアとは何かを考える」とあります。


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がん治療に伴う外見(アピアランス)の変化と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは脱毛ではないだろうか
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「アピアランスの痛みは人それぞれだから、一括りにしないでほしい」

そう語るのは国立がん研究センター アピアランス支援センター センター長の野澤桂子氏だ。一人ひとりのがん患者と向き合う医療者だからできるアピアランス支援とは何か、話を聞いた。
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治療内容によっては頭髪や眉毛の脱毛、乳房の切除、体表の傷、爪の変色・変形、肌荒れといった外見的変化が起こり得る。
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 そういった変化に悩む患者のために開設されたのがアピアランス支援センターで、ウィッグに関する相談も多く寄せられる。しかし、野澤氏が「もし無人島に一人きりだとしたら、それでもウィッグを被る?」と問うと、ほとんどの人が「NO」と答える。何十万円もする高価なウィッグを持っていても一人でいるときは使わない人が多いという。
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「もし無人島に一人きりだとしたら、それでもウィッグを被る?」という質問のところで、『嫌われる勇気』を思い出しました。「もし、この世界から対人関係がなくなってしまえば、それこそ宇宙のなかにただひとりで、他者がいなくなってしまえば、あらゆる悩みも消え去ってしまうでしょう」というようなセリフがあるのです。


無人島や宇宙ほどではないにしても人に会わない生活であれば、ウィッグをかぶる必要はないのでしょう。ということは、薄毛の悩みもなくなるということですよね。


がん治療による外見の悩みと私のような薄毛の悩みというものを同等に考えるわけではありませんが、少しは重なる部分もあるように思います。今回のアピアランスケアのお話は、興味深く読むことができました。


昨日まで「餅は餅屋」という話を続けましたけれど、餅屋によってできあがる餅が違うわけです。作る餅の種類も違います。


アピアランスケアのアドバイスをするのは、7割が医療者なのだそう。専門家ですから餅屋にあたるわけですが、医療の専門家であって美容の専門家ではない。美容の専門家でも、心のケアはせずに外見しか考えない人もいるのかもしれません。


ウィッグを売ることしか考えていない場合、「そのウィッグ、本当に必要ですか?」なんて言わないでしょう。


「餅は餅屋」は正しいのだけど、どんな餅屋を選ぶかということも重要かもしれません。餅屋だからって、みんなが美味しい餅を作るわけではない。美味しい餅だとしても、美味しいというだけかもしれない。その人にふさわしい餅を出せる餅屋が一番、ということになるのでしょうかね。

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