AGA服薬273日後 「ハゲ」をめぐる問題を男性性の観点から研究

toyotomi_hideyoshi.png
(秀吉の髪はどんな?月代のイメージもないし…)





男性性や男性学という学問があって、そういう記事があるとけっこう読むことが多いです。

少し前にこんな記事がありました。
男性性の観点から「ハゲ」の問題を研究した書籍の著者にインタビューした内容です。


*****
「ハゲたらモテない」なんてウソ!? 身体性の希薄な男性が、ハゲだけは異様に恐れる理由 - messy|メッシー
http://mess-y.com/archives/35905

*****


昭和大学の須長史生准教授がこのテーマを研究することにした理由は、

*****
「なぜこんなにも男はハゲにこだわるのだろうか?」という素朴な疑問からでした。

*****


この先生が書いた本は、

*****
そんなハゲ問題を「男性性」や「男らしさ」といったものと絡めて論じられています。

*****

ということのようです。


ジェンダーバイアスとか、ハゲはスティグマ(負の烙印)とか、男性学っぽくていいですね~。


*****
しかし、嘲笑する側はその対象を「ハゲそのもの」ではなく、ハゲを気にする“マインド”や隠そうとする“不自然さ”にスライドさせることで巧妙に正当化しているという側面がある。

*****

*****
そこで登場するのが、「気にするな」「堂々としていればいい」という前向きなアドバイスを装った“ポジハゲ論(=ポジティブ・ハゲ論)”というわけですね。

*****

この「ポジハゲ論」はおもしろいですね。私もついついこういう話をしてしまうように思います。
このポジハゲ論について、本が出版された1999年から2016年の今になっても状況は変わっていないと先生はおっしゃっています。


著書で指摘している「ボジハゲ論の2つの問題点」というのも面白い。


*****
ポジハゲ論はハゲ問題を乗り越えるための解決策にはならない

*****


最後の話も「なるほど」です。

*****
「ハゲたら女性にモテない」という“フィクション”の視線

*****

この「フィクションの視線」を作っているのは『男性』だと言うのです。男性同士のやりとりの中で利用されていると。


この話については後編に書かれているようですが、以前に紹介した読売新聞の発言小町でも、「ハゲのほうが好き」という女性はいましたもんね。


女性は男性の見た目を実は気にしない人が多いのかも。
男は女性の見た目に惹かれると言われてますよね。目で興奮するって。


男は自分たちがそうだから女性も同じだろうと思い込んでいるのかな。イケメンやジャニーズ系にキャーキャー言っている女性たちを見てきたから、女性はハンサムな美形が好きな生き物なんだと刷り込んでしまったのかも。よくよく考えてみれば、女性って意外と男の外見に左右されていないような気もします。ジャニーズ系と言ってもいろんなタイプがいるもんね。


そもそも、俳優やアイドルはあこがれの存在なだけで、それとこれは別というのが当たり前のことかもしれないし。


男はいつまでも、若い女性や美しい女性に鼻の下を伸ばしているけど、女性は優しいからなのか、見た目にこだわらない人が多いのかな。女性性がそういうものなんでしょうか。


まぁ、男だって、好きになってしまえば女性の外見なんて気にならなくなるけどね。本当に好きになっちゃうと、客観的には短所や欠点であっても、そこが魅力的だったり、だからこそ好きになったりするからね。


女性だから、男性だからって区別はなくて、「ハゲてる男はイヤだ」「ブスはイヤだ」「デブは嫌だ」などなど、外見に関するハードルが異常に高い人もいれば、人によっていろいろな高さがあるのでしょう。一人の人でも項目によっていろんな高さのハードルがあったり、そのときそのときによっても高さは変化するのだと思います。


外見で差別はしないと決めている人がほとんどなんだと思うんですけどね。


「ハゲはイヤ」という場合にしても、その「ハゲ」にはいろんなパターンがあるのかもしれません。物理的な「ハゲ型」もあるものの、不潔感・清潔感というものも大きいだろうし、やはり「どういう人か?」っことのほうが重要ですよね。一緒にいる時間が長くなれば、外見なんて気にならなくなります。


ハゲとは一緒にいたくないと思っていても、毎日会っていればハゲてることなんて気にならなくなりますよね。それでも気になるような人は、本当にハゲがダメな人なのでしょう。


人の外見や気にしているかもしれないことを笑うような人間にはなりたくないところですが、男が集まるとそういう傾向になりがちなのかな。そのあたりのことは、おそらく「後編」に書かれているのだと思います。後編を読んで、また考えてみることにしましょうか。


ハゲを生きる―外見と男らしさの社会学 須長 史生 (著)
http://amzn.to/2dF1SeJ

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック