AGA服薬197日後 毛髪再生医療、喜んでばかりいられない?

格差社会
10日ほど前、京セラと理化学研究所、医療ベンチャーのオーガンテクノロジーズが、再生医療技術を使って毛髪を蘇らせる研究をするというニュースがありましたよね。
このブログでもそれを記事にしました。

AGA服薬187日後 自分の毛髪の「種」を培養し、頭皮に植えれば脱毛症に悩む頭に髪がよみがえる
http://goo.gl/n0SMX5


このニュースを聞き、期待に大きく胸を膨らませたのですが、その後、こんな記事を目にしたんです。
期待をさらに膨らませてくれることが書かれていると思ったんですが、そればかりではなかったんですよね。

毛髪の再生医療と来たるべき社会(児玉聡) - 個人 - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/satoshikodama/20160720-00060143/


毛髪再生医療が実用化されたとしても、当然ながら保険は利かず、高額な診療費になるわけです。
となると、どうなるか?
こうなると予想しています。

 AGAが保険診療でカバーされないと、裕福な者だけが治療を受けられ、そうでない者は治療を受けられない「毛髪格差社会」が生じることになる。この社会では、「薄毛の恐怖」から解放されるのは金持ちだけで、そうでない者は依然として薄毛の恐怖に怯えなければならないだろう。それどころか、「ハゲ」が貧困の象徴として語られ、「ハゲ」に対する差別意識が助長されるかもしれない。


ね? かなりガッカリでしょ?
ガッカリしない人はお金持ちの富裕層なんでしょうね。
再生医療でハゲがいなくなることを期待したのに、「毛髪格差社会」になるとは思わなんだ。
ハゲが貧困の象徴になるなんて…。


今でいうところの『歯』ですね。
お金のある人はインプラントで真っ白な歯をしています。芸能人がそう。新庄氏や清原氏の真っ白な歯が有名でしたよね。
アメリカのテレビドラマなどを見ていると、「歯の白さで階級が分かる」というようなセリフが出てきたりします。


でもそう考えると、今でもすでに、お金持ちならハゲだってある程度どうにでもできているわけで。AGAクリニックに通うにしても、カツラやウィッグ、植毛などにしても、お金のある人はハゲなんて怖くないのかもしれません。

 こう考えると、毛髪再生医療がすべての人にとって福音となるかどうかは明らかではなくなってくる。「毛髪格差社会」の出現を防ぐためには、毛髪再生医療の実用化に先駆けて、AGAを病気と認めて保険診療による治療を可能にすべきかどうかを議論しておく必要があるだろう。


このように続いていますが、もうすでに「毛髪格差社会」なのかもしれないですね。
大金をかけてまでハゲを治す人が増えれば格差につながるのかもしれないけど、歯を白く直す人のように、その割合が少ないうちは、格差、貧困の象徴、差別意識にはつながらないように思えてきました。


っていうか、毛髪や歯のみならず、格差が大きくなってきているのは間違いないわけです。
お金持ちの割合が少ないうちは、「みんなが貧乏」ってことでいいのでしょう。「三丁目の夕日」の時代のように、周りもみんな貧乏なら気になりません。


自動車のある家・ない家
持ち家、一軒家、マンション

みんなが持っているものを持っていないという格差。
みんなにはあるのに自分だけハゲという格差。


他人と比べたり、他人からどう見られるかを気にしたりすることをやめられればいいだけのことなのかも。
格差なんて昔からあって、あるのが当たり前なんでしょう。
ハゲじゃなくなったとしても、そこの考え方が変わらない限り、別のことを新たに問題にするだけなのかもしれないね。

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