AGA服薬875日後 理研の再生医療による薄毛新治療を東洋経済の女性記者はどう伝えているか

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世界初!再生医療で「薄毛」治す新療法が始動
薄毛に悩む潜在患者1800万人に朗報

という、『東洋経済オンライン』の記事。


小長洋子さんという女性記者によるもので、今週(先週?)ハゲ薄毛界隈を衝撃とともに駆け巡った朗報を、とてもわかりやすく、とても詳細にまとめてくれています。


あちらこちらでバラバラに伝えられたニュースを、一つにまとめてわかりやすくしてくれるというのは、『サンデー・モーニング』みたいなものですね。


この東洋経済の記事で注目した三箇所を、以下に引用させていただきます。

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 毛髪の生成をつかさどる毛包は、単なる「細胞」やその集合体である「組織」ではなく、さまざまな細胞組織が集まって、全体としてひとつの働きをする「器官」だ。心臓や胃、腸なども同様。「原基」はその器官になる前の未成熟な状態のもの。これまで注目を集めてきた再生医療は細胞や組織が主で、より難しい「器官」の「原基」を再生医療の対象として臨床試験を目指す取組みは、これが初めてになる。
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毛包が「器官」であるということは、「全体としてひとつの働きをする」という意味だったんですね。細胞や組織ではないと。


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 移植した毛は元の毛の性質を維持する。つまり、後頭部から採った柔らかい毛が頭頂部に生えてくることになる。毛周期も踏襲するため、移植前に頭頂部で起こっていた毛周期サイクルの変化の影響を受けない。たとえば、もともと体毛がないヌードマウスには毛穴もないが、背中にヒゲの再生毛包原基を移植するとヒゲが生えてくる。下の動画は、やはりヌードマウスに他のマウスの培養毛包を移植したものだ。
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髪の毛が頭頂部などの薄くなったところに移植されると、その場所の影響を受けてすぐに抜けたりするんじゃないかと思っていたんですが、もともと生えていた部分の性質を維持するからだいじょうぶなんだそう。これなら、安心。


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 再生医療の臨床試験で最初の課題となるのは免疫反応だが、この場合、自己細胞なので心配は不要。それよりも生着して髪が生えてくる再生確率が問題だ。マウス試験では発毛頻度74%と非常に高水準。ヒトでは担当医師の力量にもよるが、この水準にいかに近づけられるかがカギになる。
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マウスによる試験での発毛頻度は、74%。
ヒトの場合は、担当医師の力量にもよるみたい。どの程度になるんでしょう。



この東洋経済の記事では、京セラも登場しています。理研とオーガンテクノロジーズだけでなく、京セラと共同開発した装置も大きな原動力になっているようです。


それよりなにより、やっぱり「辻孝」チームリーダーですよね。辻さんの写真も出ていますが、この御方のお名前はきっと忘れないと思います。



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