AGA服薬96日目 空腹が発毛を促進するのは本当か?

空腹が発毛促進?
私がハゲた原因の一つには、「無理なダイエット」があったと思うんです。ダイエットが必要ってことは太っていたわけで、肥満自体も毛髪に悪影響なのかもしれませんが、たくさん食べているということは栄養面では満たされているでしょうから、よほどバランスが悪いのでなければ、ハゲる原因にはならないような気がするんです。でも、無理なダイエットは、確実に髪にダメージを与えたと考えています。


私は一度ならずも二度三度、いやもっと何度も無理なダイエットを繰り返してきましたから、ハゲても当然だよな~と思うところがあります。ダイエットをしていたときは、ダイエットのせいでハゲるなんてことを考えたことがなく、ただやせたい一心でした。やせたい一心で無理なダイエットをし、がんばるからやせるのですが、決まってそれ以上のリバウンドをしていました。ダイエット前より体重が増えるのですから、またダイエットが必要になり、ダイエットをしてはまたリバウンド。この繰り返しです。だから今は、「無理なダイエットはハゲる」と信じているのですが、こんな記事がありました。

毛を増やしたければ週に一度の断食をすべし! | アサ芸プラス
http://www.asagei.com/excerpt/56103


ダイエットがハゲた一因と考えているのに、「毛を増やしたければ週に一度の断食をすべし!」って本当なんでしょうか?

「腹八分目に医者いらず」──古来から言われてきた養生訓だが、ここにきてさらに朗報が飛び込んできた。「空腹は毛を育て増やす」というものだ。

 私たちの体の中にはサーチュインという長寿遺伝子があり、空腹時に活発に働く(南カリフォルニア大学長寿研究所ほかの研究)。サーチュイン遺伝子は生物の老化を防止し、寿命を延ばすと言われているが、なんと育毛、発毛効果もあるというのである。

 元名古屋市立大学大学院教授の岡嶋研二博士は「IGF‐1(インスリン様成長因子1)育毛理論」の中で「空腹時間を長く取ることは、育毛にいい影響を与えるだろう」と述べている。かいつまんで言えば、次のようになる。

 空腹状態になると、胃でグレリンという物質が作られる。グレリンは知覚神経を刺激し、IGF‐1を増やすが、その増える量は空腹時間の長さに比例する。刺激を受け、活発になった知覚神経からはCGRPと言われる物質が放出される。CGRPには血管拡張などの作用があり、頭皮の血流をよくし、また毛母細胞を刺激するので発毛を促進するというのだ。

 しかし、空腹時が長ければ長いほどいいとはいっても、限度はある。東洋医学研究家の玄哲夫氏が説明する。

「ともかく、現代人は食べ過ぎ、栄養の摂りすぎで内臓を酷使し、代謝を悪くしている。できれば週に一度の断食を行い、体調を整えるといい。見違えるほど体調は良くなります」

 終日断食がきつければ、半日のミニ断食とか、あるいは空腹間を感じた時のみ食べる、というところから始めてもいいという。南カリフォルニア大学長寿研究所のヴァルテル・ロンゴ教授も論文でこう書いている。

〈断食は老化や化学療法の副作用でダメージを受けた免疫システムを再生する。文字通り、新しい免疫系をつくる〉

 毛が生えるのなら、空腹も我慢できるかも!?

(谷川渓)


必要なところだけ引用したかったのですがどこも削ることができず、結局、全部を載せることになってしまいました。これでは引用の範ちゅうを超えてしまうのかな。


それにしても、空腹時間が長ければ長いほど頭皮の血流がよくなり毛母細胞を刺激するというのは本当なんでしょうか。それなら、ダイエットをしていたときの私も発毛していたはずだと思うのですけどね。1日1食というダイエットをしたこともあり、あのときの空腹感はハンパなかったですよ。空腹時に発毛は促進されていたけど、反動で食べ過ぎ・栄養の摂り過ぎにもなっていたから、かえってダメだったということなのかな。


でも、この記事って正しいの?

最初は、サーチュインという長寿遺伝子が空腹時に活発に働くという南カリフォルニア大学長寿研究所ほかの研究の話から始まりますよね。次に、元名古屋市立大学大学院教授・岡嶋研二博士の「IGF‐1(インスリン様成長因子1)育毛理論」が出てくる。最後は、東洋医学研究家・玄哲夫氏が週に一度の断食をすすめる話と南カリフォルニア大学長寿研究所のヴァルテル・ロンゴ教授の論文で断食に関して書いている部分の紹介で終わっています。
空腹がアンチエイジング・発毛促進につながるという研究結果がある。空腹と断食は似ている。でも、断食と発毛の研究がされているわけではないんですよね。空腹時間が長ければ長いほど発毛促進されるんだから断食でも同じだろう、ってことなんでしょうね。間違ってはいないんでしょうが、断食と発毛の研究結果が紹介されているわけでありません。


元名古屋市立大学大学院教授・岡嶋研二博士を検索してみると、こんなページが出てきました。

IGF-1による育毛理論の提唱者 岡嶋研二博士について | コスデミー(ダブルインパクト)公式通販
http://www.cosdemy-direct.com/shop/user_data/okajima.php


血液学から偶然カプサイシンの育毛効果を発見し、カプサイシンとイソフラボンによるIGF-1育毛理論を完成。
育毛に関する著書を数多く出版。


カプサイシンが入っていた育毛剤は「フィンジア」だったかな。私も使いました。人気のキャピキシルが入った育毛剤で品薄でしたよね。ピディオキシジルというミノキシジル誘導体も入っていて、カプサイシンがゲートを開くという理論でした。評判のいい育毛剤です。


カプサイシンの育毛効果を見つけたのは岡嶋研二博士なんでしょうかね。「カプサイシンとイソフラボンによるIGF-1育毛理論」とこちらでは紹介されていて、『髪が豆腐トウガラシでモッサモサ生えてくる―抜け毛、薄毛にサヨウナラ』という書籍も出版しています。「IGF‐1(インスリン様成長因子1)育毛理論」のメイン部分は、空腹時間を長くとることが発毛につながるということではないということかな。


どちらにしても、「ダイエットは髪によくない」という私の考えは間違っていたのかもしれません。ダイエットが悪かったのではなく、無理なダイエットと暴飲暴食を繰り返したことが悪かったということになるのかな。私の場合、このような食事面以外にもハゲる原因として考えられることがいくつもありました。考えてみると、ちまたで言われている原因のほとんどに該当する感じさえします。そんな私でも、AGA治療薬を服用するとこの年齢で髪が生えてくるのですから、おもしろいものですね。過去30年ほどの過ちをどこまで取り返すことができるのか。どこまで増えて、どこまで太くなるのか。AGA治療薬は、失われた30年を取り戻す魔法の薬になるかもしれません。

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